復縁をのぞんでいて、冷却期間などが待てなくなると、
「もう疲れた」
「もう無理かもしれない」
悲しいとか、寂しいとか、そういう分かりやすい感情じゃなくて、
ただ、ずっと胸の奥がザワザワしていて、何をしても落ち着かない感じ。
眠れなくてスマホを触って、占いを眺めても、
心に刺さったものは抜けないまま。
「もういいかな…」「でも、まだ…」その間で、ずっと揺れ続ける。

疲れたけど、完全に諦める強さもない。
そんなときって、ありますよね。
復縁につかれてあきらめたい思いのときは
復縁をしたいという気持ちに疲れてしまって、あきらめたいのにできないような思いのときは、励ましの言葉よりも何も考えなくてもいいところに行きたい!と思うことがあります。
前を向けと言われても、心が動かない。
「切り替えよう」なんて言葉も、正直しんどい。
ただ、いったん立ち止まって呼吸できたら、それでいい。
それくらいでちょうどいい時期って、本当にあるんです。
山の奥にある、ひっそりとした神社の話


奈良県十津川村の山の中に、
玉置神社(たまきじんじゃ) という神社があります。
標高約1,000メートル。
山道をずっと進んだ先にあって、
「呼ばれないと辿り着けない場所」なんて言われたりします。
山道を進んでいくと、視界の色が少しずつ変わっていくような、不思議な感覚になる場所です。
観光地のように目立った看板や派手な入口はありません。
音が減っていく感覚というか、
車を降りた瞬間、空気の粒が細かくなる感じがしたと話す人もいます。
特別な何かを感じたという人もいれば、
何も起こらなかった。でも、静かで、それが良かったという人もいる。
大きな願いを叶えに行くというより、
「誰にも何も期待されない場所に、ただ行ってみたかった」
そんなふうに言葉を落とす人も少なくありません。
玉置神社とは


玉置神社
住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
電話:0746640500
公式HP:http://www.tamakijinja.or.jp/
標高:約1,000mの山中
創建:推古天皇元年(西暦593年)とも伝わる古社。つまり、1400年以上の歴史がある
登録:世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部
特徴:「祈るため」より “まず静かになるため” に訪れると言われることもある
主祭神:国之常立神(くにのとこたちのかみ)
ここは、いわゆる 「願いを叶える」タイプの神社とは少し違う空気を持っています。
特別な体験があるというより、
心のざわめきが少しだけ遠くなる
──そんな感想が多く語られる場所です。
行きたいと思っても現実的には簡単にたどり着けない場所
玉置神社は、地図で見ると存在はすぐにわかります。
でも、「行こうと思えばすぐ行ける場所」ではありません。
電車やバスだけでは辿り着きにくい
車が必要になる区間があるけれど、道は狭くてカーブが多い
運転に慣れていないと、不安になる山道が続く
Googleマップがあっても、途中で“この道でいいのか”と迷うような距離感
行けないわけじゃないけれど、心が疲れているときに一人で向かうには少しハードルが高い場所。



だからこそ、行く価値があるのかもしれませんね。
静かな空気の中で、誰にも話せなかった気持ちを、そっと置いてこれる場所として。
ひとりで行くのが不安という人は、ツアーなどを利用してみるのもおすすめ♪
玉置神社の参拝ツアーをみてみる
旅には流れを変える力がある
旅って、ただの気分転換じゃなくて、
気の流れを変えるきっかけになることがあります。
「方位取り」という考え方があって、
自分に合った方角へ出かけると、運気が整いやすいと言われています。
なんとなく気になる方向って、あとで調べてみると
不思議と吉方位だったりするんですよね。
今年・今月の自分の吉方位をすぐに調べることができます。
「難しそう」と思うかもしれませんが、
イラスト付きの入門書ならすぐに読めますし、
旅行やお出かけの計画にも使えるので楽しいですよ。
吉方位を調べるのがめんどくさい人は、こんな手帳も利用して自分の吉方位を簡単に調べるのもおすすめです。
まとめ
復縁に疲れて、何もしたくない日が続くことがあります。
それでも、どこかで「このままじゃいけない」と思う瞬間がある。
そんなときは、無理に前を向こうとしなくていいんです。
行きたいと思う場所を思い浮かべるだけでも、心は少しずつ動き出します。
旅は気分転換だけでなく、流れを変える力があります。
方位を調べてみたり、心惹かれる場所に目を向けてみることも、
今のあなたに必要な“気づき”を運んでくれるかもしれません。
そして、もしその先に玉置神社のような場所が思い浮かんだなら、
「いつか行ける」と思っておくだけでも大丈夫。
行くことが目的ではなく、行ける場所があると知っていることが、
心をそっと支えてくれるのです。
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